猫の飼育数が犬に並んだ? [日記]
ペットといえば犬だとばかり思っていたら、ココ最近は猫の方が飼育数を増やしているんですね。
ペットフードの業界団体である「一般社団法人ペットフード協会」が実施した調査によると、平成15年度のペットの飼育数は犬が991万匹、猫が987万匹となりその差がぐっと縮まったということです。
犬も猫もトータルの飼育数では数を減らしているものの、犬が前年度より40万匹以上も減ったのに対し猫の方はほぼ横ばいの微減で済んだために一気に差がなくなったということです。
長期的な調査によると平成13年度では犬と猫の差が113万匹もあったのが、14年度では39万匹差、そして昨年はわずか4万匹差にまで縮まりました。
この結果を踏まえて協会では、飼育者の高齢化による散歩の困難、支出面での差などが原因ではないかと分析しています。
ということらしいですが、私が子供の頃は犬も猫も雑種が多かった気がします。
今は猫の方こそ野良猫としてまだ人間と共存していますが、野良犬の方は完全に駆逐されてしまいましたよね。
それどころか、ひょっとしたら日本国内では雑種の犬ってほとんど存在しないのかもしれません。
そういった根本的な数の差っていうのも飼育数に影響を与えているんじゃないですかね。
犬は吠えるもの、鶏は鳴くものですが、最近は近隣住民とのトラブルから吠える犬を敵対視されたり色んな問題が起きて飼育しづらくなっているのも原因かもしれません。
昭和の昔、外に繋がれた雑種の犬がご主人さまの帰りを尻尾を振ってわんわん鳴いて喜んでいた光景をそこかしこのお宅で拝見することができたものですが、今となっては過去の遺物なのかもしれませんね。
なんか、とても懐かしく、そして切なく思えてしまいます。